優勝を狙って金銭を稼ぐ仕事のプロ野球選手

 

ファール

プロ野球の最終的な目標は、ペナントレースを戦って優勝することです。 アマチュア野球の場合、一生懸命プレーすればたとえ負けてもスタンドのファンからその頑張りを称賛されることはありますが、プロはそれではいけないのです。

プロ野球の興行というのは、各球場ともお客さんからの入場料の収益でまかなわれており、応援に来場してくれたファンが最も望むのは勝利なのです。 従って何が何でも試合に勝って応援してくれたファンの期待に応えることが使命になります。 従って「試合には負けましたがいい試合が出来て満足しています」といった談話を残すことはタブーで、常に勝つことを第一に考えていることを踏まえたコメントを新聞記者などに話す必要があります。

野球を仕事にして金銭を稼ぐ場合、こういった概念は入団時に球団から新人選手に指導されます。 従ってファームで頑張っている選手も皆同じ意識で選手生活を送っています。 ファンが来てくれなければいくら頑張っても意味がないのです。